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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年09月06日

削る×削る×削る

昨日は宮崎市民文化ホール和室にて、
茶道のお道具のひとつ、「茶杓」を削ってきました。

先生は大宰府からお越し頂き、
私達、裏千家の宮崎青年部は11名の参加。

まずは、ウォーミングアップで、竹の箸2種を削る。
(元節の箸・両細の箸)

最後に本番、茶杓を削る。

みんなでワイワイ。
皆さん、か細い指にまめが出来ないよう、カットバンであらかじめ保護。
(rueはせんかった。お母さんは、たくましいのよ)



先生が準備をばっちりして下さり、大変ありがたかったです。

rueは事前研修を受けていたので、随分要領が分かりました。
他の部員さんのサポートをしながら、削りました。

上の写真がrueが削った茶杓です。
自分の手で作った道具は愛おしいです。



みんな、「先生~」「先生~」「先生~」のオンパレード。
失敗してはならぬと、かなり真剣でした。


「あ~」とか、「うわぁ~っ」とか、声があがると、
みんな笑って心配。「どうしたの?失敗した?」


それでも、先生はとても褒め上手。
「大丈夫ですよ。いい茶杓になりますよ。形がよくなりましたね。」等等

褒めるって大事(笑)身をもって感じましたねぇ。rueは。



茶杓の裏を仕上げるやすりが、天然素材なんです。
みんな目をまん丸にしてビックリ。

粗仕上げに、まずは、木賊(トクサ)という草を乾燥させたもの。
細仕上げに、栃の木の葉(トチノキ)を乾燥させたもの。
(画像参照)

先生が両面にそれぞれを木片に貼り付けたものを、
みんなに1つづつ作ってプレゼントして下さいました。
これで、以降のメンテナンスもばっちり。
(汚れ落としも出来るから)


時間ギリギリまで、熱心にご指導頂き、
皆満足して岐路に着きました。
とても楽しかったです。



本当は、たばこ盆に仕込む火入の灰型も、
ちょっと見せていただく用意があられたようですが、
時間が足りませんでした。

是非、また、機会を得て教わりたいなと思いました。



合間に、主菓子と抹茶で一服休憩。
ホッとするひととき。

準備をしてくださった部員の皆さん、どうもありがとう。


少しずつ手作り道具も増えました。
このお道具で茶会・茶事などの場を持てると良いですね。  


Posted by rue at 09:41Comments(4)茶道