2010年09月05日
湯本ワールド。
rueが今読んでいる本。「西日の町」湯本香樹実 (文藝春秋)
それと、rueの図書バック。ヤマエのエコバック(笑)
作家さんの書く文章・設定って才能に満ちてるなぁ。。。
(自分のブログって・・・;)
ちいさなことだけども、出てくる小物にいたるまで、
書かれている情景を想像したりする。。。
読書は頭の中を別世界へ連れてけるので好き。
これは、昨日rueが読んだ本&絵本。
「わたしのおじさん」湯本香樹実 / 植田真・画(偕成者社)
「くまとやまねこ」湯本香樹実・ぶん / 酒井駒子・え
●「くまとやまねこ」は私の大好きな酒井駒子さんの絵です。
なかよしの小鳥の死を、くまが受け入れるまでを書いています。
まわりの動物たちに、小鳥の死をつらいけども生き返らないのだから
忘れなきゃとと言われ、くまは自分の家にとじこもるのですが、
ある日、白い雲のぽっかり浮かんだ空や、
風のにおいに誘われて、久しぶりに外へ出かけます。
そこで出会った土手で昼寝をしていた山猫が、
くまから聞いた小鳥の死について、
「ずいぶん寂しい思いをしているのだろうね」と
共感してくれます。
そして、持っていたバイオリンで、
くまと小鳥の為に一曲演奏してくれるのです。
ようやく小鳥の死を受け入れ、
山猫と一緒に前に1歩を踏み出すくまのお話。
●「わたしのおじさん」は、児童図書です。絵本ではありません。
死と生について書かれた話。
とても不思議な情景が書かれています。
(子供にはちょっと難しいかも)
小さい頃8歳で事故で亡くなった弟と、
これから生まれてくる自分の子供が、
亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんと
架空の世界(草原)で過ごしているお話です。
舞台の草原は、姉である女性の心情と直結している草原です。。。
もうすぐお母さんになるようです。
話は、これから生まれて来るであろう自分の子(女の子)
の目線で書かれています。
おじさんは男の子で8歳のまま。
とても繊細で不思議なお話です。
もう一度ゆっくり読み返してみようかなぁ。
で、現実の話に戻りますが、
昨晩のサッカーの親善試合<日本代表vsパラグアイ>、
1-0で勝って良かった!
いつもは、おしゃべりっ子のひーちゃんが、
図書館で借りてきた本に没頭していて、
ゆっくりサッカー観戦が出来ました。(笑)
ひーちゃん、読書がはじまったら、すごい集中力。
彼女の借りてる本は・・・
魔女この なんちゃら、かんちゃら・・・
こんなのを5冊ほど(笑)
たしか、rueも小学生の時、コロボックル(小人)の話に
夢中になりました。
Have a nice day!