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Posted by みやchan運営事務局 at

2011年12月27日

思い出す。

rue、今、角田光代さんの本
「Presents」(双葉社)を読んでます。

じんわりしあわせなプレゼント12景の本です。

まだ、読んでいる途中なのですが、
#4 (鍋セット)の章で、自分の学生時代を思い出しました。

(鍋セット)の主人公の女の子は、東京の大学に合格して、
意気揚々と母子でアパートを探すが、しょぼい物件ばかり。
でも、予算の家賃では、そんなもの。

で、母は、女の子に、近くの商店街で飼った鍋セットを贈ります。
リボンまでつけて。

その後、その大中小の鍋を使って、女の子は、
いろいろ料理を覚えていくのですが。。。



両親からのクリスマスプレゼント
AYURA PAFUM DE TOILETTE


お母さんが、女の子と別れるシーンに、自分を重ねてしまい、
ジンとした。

rueも、福岡に出たとき、お母さんと別れるのが淋しくて、
午後の電車の中で泣いちゃったなぁ。。。(照)

まさに、巣立ちの瞬間。

(その前の、家を出るときも、父とのお別れが淋しかったな。)



この章に書かれてある文

 あのとき母がくれたのは、いったいなんだったんだろうと
思うことが、最近になってよくある。
 もちろんそれはただの鍋である。けれど、鍋といって
片付けてしまうには、あまりにもたくさんのものごとである
ように思える。



なんだか、分かるなぁ・・・そう思ってね。
おせち、お母さんと一緒に今年も作ろう。。。


  

Posted by rue at 16:31Comments(4)book