2013年03月12日

かみなりむすめ。

ひーちゃんが、斉藤隆介の本を借りに
図書館へ連れて行ってというのでGo!クルマ

斉藤作品では、「モチモチの木」・「ベロ出しチョンマ」
しか読んだことないはずのrueです。


かみなりむすめ。
斉藤隆介・作 / 滝平二郎・絵 岩崎書店


「かみなりむすめ」素敵な本でしたよ。
 内容は・・・・


かみなりの女の子おシカは、下界の人間の女の子たちと
セッセッセをして自分も遊びたいのだけれど、
「つのが生えてるかみなりの子だから、
 下界の子とは遊べないのだ。」と母に小言を言われ・・・


そこでこっそり下界へ降りて、人間の女の子に
遊ぼうと申し出る。
(つのは上画像の通り、髪の毛で隠して。OK

しかし女の子たちは、「知らない子とは遊べない」とつれない態度。
でも、十才ほどの男の子茂助が優しく相手をしてあげる。


途中、おシカを探すおっかあが泣いてザンザカ雨が降ってくる。


茂助がおシカを抱っこして近くの森の岩屋まで走る
見開きのページが、rueは一番好き。
とても美しい。
滝平二郎さんの絵画表現で生命を吹き込まれています。


かみなりが光る中、岩屋の中でおシカの望む通り
セッセッセをしてあげる茂助。
セッセッセをしているうちに、
茂助のやさしさが、からだに染透ってきて
おシカは涙がポロポロッとこぼれます。


でも、おシカは天のお父からみつかってしまい、
カギにひっかけられてひきあげられる。
そしておしおきをうけます。笑い
おしりをたたかれる度にちいさな稲妻がヒカヒカ。雷ピカピカ


語りの文体もどこか訛りが感じられ、暖かくてほっとする。
お薦めの1冊です。


火曜日 晴れ晴れ


rueは子供の頃、優しいお兄ちゃんが欲しかった。


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Posted by rue at 20:31│Comments(4)book
この記事へのコメント
茂助役は僕でお願いします!
ひーちゃん抱っこして近くの森の岩屋まで(逮捕)

僕はよくおしりを叩かれてたから、
空が光りっぱなしになっちゃうなー。
Posted by pia masapia masa at 2013年03月12日 23:19
★pia masaたん

ここでも逮捕。笑)

描かれてる世界が、
かみなりの親子だったりするけれど、
全うで安心できるのよ。

うちは、今夜、母ちゃんかみなりが
ヒカヒカしとったとです。。。

昔から、おしりぺんぺんと言いますから、
お仕置きは、おしりだね、やっぱり。

で、壮大なる山計画はいかように?笑)
Posted by rue at 2013年03月13日 00:17
タイトル見たら

ひぃちゃんがピカピカしたんか?思うたら
かぁちゃんやったかぁ(^O^)
Posted by 慧竿 at 2013年03月13日 08:09
★くまさん

昨晩も、今朝も、
ひーちゃん、ヒカヒカしてたよ。
rueに八つ当たりしてさー。もう。
寝てる時が可愛いわぁ。
しゃべらんし。(・ω・)ノ
Posted by rue at 2013年03月13日 08:46
 
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    コメント(4)