2011年11月25日

秋・冬の俳句。

秋・冬の渡り鳥は、rueの楽しみのひとつです。

rueの手元の本「お~い ぽぽんた」より、
この季節の俳句を2句。

水鳥やむかふ(むこう)の岸へつういつい  
  /広瀬惟然(ひろせいぜん)生年未詳~1711

水鳥は俳句の季語では冬の鳥。
風景が目に浮かぶ。
「つういつい」って言葉が効いてる。

池に行って、オペラグラスで
しばらく水鳥を観察したくなる感じ。。。

この広瀬惟然さん、生きてた江戸時代、
どこで見た水鳥なんだろうなぁ。
松雄芭蕉(1644-94)が俳句で活躍したちょっと後くらいの頃。。。


秋・冬の俳句。


ちょっと季節は過ぎたけど、童話的な1句。

戸をたたく狸と秋をおしみけり
  与謝蕪村(1716-1783)

与謝蕪村さんは、目で見たものだけを歌うのではなく、
想像力の中で自分の世界をつくることの上手だった人。

玄関先で、狸がトントンと戸をたたくなんて、
楽しいですね。

何で戸をたたいたのか?
答えは自由でいいんだろう。
考えると楽しいな。

囲炉裏をいっしょに囲ませて!とか、
おいしいドングリを届けましたよとか?
いや、冬空が綺麗ですよとか?


今の時代は、チャイムで、ピンポ~ン・・・

雑踏でなく静かな自然の中で、
いい童話でも読みたくなったrueです。

(聞こえるのは、自然の音。
 ぜいたくだなぁ。。。)


このつぶやき、江戸の人が聞いたら、びっくりかもね?



昨日は、童話館から子供達に本がそれぞれ届きました。

 ・炭焼長者(再話:稲田和子・絵:太田大八)
 ・ぶたのフレディ名探偵(作:ウォルター・ブルックス)

2冊とも、rueの知らない本です。


今週末はお茶会を控えて、ばたばたしそうです。


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Posted by rue at 08:37│Comments(2)daily life
この記事へのコメント
風送る我が愛犬やや臭し
                 by 慧竿

何か気に成る物が有ると
飼い主にお尻向けて
尻尾だけは愛想しやがるんヨ!!(*^_^*)

元気な頃のロン君でした!!(T_T)/~~~
Posted by 慧竿(けいかん) at 2011年11月25日 19:18
☆けいかんさん

ロン君の後ろ姿が残ってるんだねぇ。(笑)
今、どうしてるだろうね・・・本当に。

今、DVD「7月24日通りのクリスマス」を観ました。
これから返却へ。。。返却日今日まで;
寒いけど、行ってきます。

なんだか、気付けば11月も末。
もうすぐ12月ですね☆☆☆
Posted by rue at 2011年11月25日 20:57
 
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秋・冬の俳句。
    コメント(2)